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2025.07.03

兵庫小児童が木工に挑戦! ((一社)福井県建築組合連合会)

 (一社)福井県建築組合連合会(会長 竹島 正和 氏)は、7月2日(水)、坂井市立兵庫小学校で「ものづくりの魅力発信講座(木工教室)」を開催しました。これは、福井県職業能力開発協会の「若年技能者人材育成支援等事業」の一環として実施したもので、同小の5・6年生あわせて26名が、建築大工の仕事についての話を聞いた後、まず、のこぎりと金づちなどを使って本立てを製作しました。
 この日、指導にあたったのは、当連合会の副会長・技対委員長で、国のものづくりマイスター(建築大工職種)でもある 近藤 秋仁 氏と、当連合会のベテラン会員による組織、「県連マスターズCLUB」(代表 髭内 康行 氏)の皆さん。
 児童たちは、最初は慣れない手つきでしたが、プロ職人から丁寧な個別指導を受けて次第にペースをつかみ、1時間余りで本立てを完成させると、次にカンナがけを体験、さらにパズルの要領で木組みにも挑戦しました。そして終了後は「本だなを作るだけでも難しかったのに、大工さんはもっと大きな家を作っているのですごいなと思いました。」などと感想を述べていました。                                                                                          
 こうした体験を通して、児童たちが「ものづくりの魅力」を発見するとともに、木の味わいや良さ、建築大工の仕事について理解を深めてもらえることを願います。
 
※「県連マスターズCLUB」とは、
 当連合会が、会員工事現場のサポート並びに若手への指導、将来を担う小中高生への体験教室や技術指導など、豊富な経験と蓄積した高い技術を持つ人材に活躍の場を提供するため、満70歳以上の有志会員を対象として本年3月にスタートさせた組織。将来的には、行政が行う空き家対策事業、既存住宅の省エネ対応工事などへの対応も視野に入れています。

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